シンプルな線画 オシャレな手書き感

【twitterのヘッダー】綺麗で一目で分かるようなイラストが欲しい

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こんにちは十時です。

ツイッターのヘッダーイラストのご依頼をお請けしましたのでお客様の声と合わせて提出(納品)までの流れを紹介させていただきます。

イラストレーターにオーダーするってどんな感じなんだろう?

どんな工程なんだろう?

といった参考になれば嬉しいです。十時の場合ですが。

ちなみに流れは毎度一律ではなく、例えばご予算や内容により私からの発案数も変わるしお客様に提出(今回で言うアカウント名とか)お願いする参考資料の程度にもより大きく変わる場合もあります。

ま、ここいらは話出すと長くなるので割愛して今回はあくまでもその中の1例としてということです!

 

イラストデザインのオーダーの流れ~twitterヘッダーの場合

ヒアリング~イラストでどんな効果が欲しいか&どんなタッチが相応しいか

ご依頼主様は けむ@ハーブの情報屋 様です。

まずはお客様のご要望を聞き出し、どのタッチで提案すればいいのか考えました。

お客様ご要望

■一目で分かるようなイラスト

■見た人が思わず「綺麗」だと思わせるようなデザイン

■ハーブと本がある知的で落ち着いた部屋のようなイメージでハーブの情報屋という文字を入れたい

 

とのこと。

私の得意分野のひとつである水彩色鉛筆の完全手描きバージョンのタッチをお奨めしました。

色鉛筆で描いたケイトウの花

クレマチスの色鉛筆画

水彩色鉛筆で描いた花

このタッチは水彩色鉛筆のくっきりしたエッジの効いた、また、滲みのある水彩画でもあるためデジタルイラストにはない味があります。

ハーブは葉っぱが多く、でも緑色一色ではなく濃い緑だったり白味の強いパステル黄緑だったり青みの強い緑など、色もまた形も多様多種です。

鮮やかな水彩色鉛筆で植物の美しさを表現でき、写真よりも色々な構図で表現できるので、オリジナル性を出せること、ブランディング化も出来やすくオススメです。

けむ@ハーブの情報屋 様のtwitterヘッダーはオーダーいただいた時点で美しい写真が数点配置してありました。

なので、『きっとハーブそのものの美しさが好きな方だ』と感じたこと、それを表現する必要があると思ったのが今回のタッチを勧めた理由です。

とりあえずこのタッチでOKをいただきましたので次進みます。

ラフのラフ提出(どんな構図にするか、の発案)

さて次はラフのラフ描きです。

ここではどんな構図にするか、を絞っていくための工程です。

今回はご要望といただいた情報から私なりに構想した4パターンのラフ(線画)を発案させていただきます。

pattern1生活の中にハーブが使われている雰囲気

pattern2真ん中にハーブの本(タイトルを入れる)、周りにハーブを模様のように配置

pattern3 ハーブを色々なものに活用しているイメージ

pattern4 ハーブの専門書、辞典のようなものとその周りにハーブ、そしてカモミールティーを配置

 

この中からどれがいいかを選んでいただきご依頼主様の意とする構図の確認をします。

ご依頼主様が こんな構図で描いて欲しい というラフを送って来られる場合もあります。もちろんそれはそれでアリです!

貴方の絵はどれも素晴らしくて時間が経てば経つほど迷ってしまいそうなので即決しました(笑)

けむ様

と嬉しいお返事で最後のpattern4に決まりました。

( 気をよくすると筆がノルタイプなのでけむさんみたいにどんどん褒めてあげて下さい^ ^ )

それともうひとつ、入れたいタイトル文字でのご相談。

ハーブの情報屋、日々ハーブの魅力を発信 はどちらも入れた方がいいですか?

けむ様

とのこと。

そのまま羅列すると、タイトルが2つになってまとまりがないので文字の大きさと段落を変えることでメインタイトルとサブタイトルのように表現できるのでそのように提案し、ラフに描きこんでいます。

ということで次。

ラフ画提出

けむさんのこのお返事で気を良くした十時、とにかく筆がのりスイスイ描きました。

パターン4に絞っていただいたのでさらに詳細を描いて線画ラフの本描きです。

 

イメージ通りの素晴らしい絵です。

とのまたまた嬉しいお返事でしたのでさらに筆がのります。

次。

 

色着け提出

ということで筆がのるがまま色を入れていき完成したものを提出します。

ハーブのみずみずしさを失わないように、葉の色の鮮やかさ、形の美しさ、花の可憐さを意識して描いていきます。

余談ですが私はフレッシュミックスハーブティーとカモミールの甘さに驚いたことがあります。

今は亡き親友というか先輩というか、仕事仲間というか当時36の女性なんですが。

彼女は庭に咲いたレモングラスと、カモミールと、他色々なハーブをざっと採って慣れた手つきでさっさと手で割いて急須へ入れ、熱湯を注ぎ入れてあっという間フレッシュハーブティーをいれてくれまして。

あまりに慣れた手つきというか手業に目が釘付け。

結構ぎゅうぎゅうに押し詰める仕草、レモングラスのただならぬ量、に目が釘付け。

彼女の気さくでオモロイ人柄にハーブティーってもっと優雅に静かに入れるもんじゃないのかとツッコミいれつつ飲んでみるとまあああ美味しいのなんの!

入れているすぐそばからハーブの香りがふわあんと顔の周りをただよい、

天然アロマだー!

と感激し、その束の間

口に入れた瞬間の感激。

美味しい!

実はそれまでティーパックでしかハーブティーを飲んだことがなかったのでその程度の味を想像していただけにとにかくかなりの美味しさに感嘆しました。

その後もカモミールだけで入れてくれたカモミールティーの甘さに驚き、真似してハーブを育てたことがあります。

でも彼女ほどの美味しいハーブティーにはそれ以来飲んでいません。

自分でやってみてもあまり感動なく、。

たまに市販のローズヒップティー(実をつぶしたもので煎れる)をのんではいますがあの彼女の煎れてくれたフレッシュハーブティー飲みたいなあぁ。。。

 

 

今では結局バジルとミントくらいしか育てていませんが(日当たりが良くない我が家では悲しいかな増殖しませんで、、。)、実母もハーブ好きで実家ではタイム、ローズマリー、ミント、アップルミント、パイナップルミント、が毎年咲いています。

余談長くてすみません

 

と言うことで(?)描きあげたものをスキャニングで取り込みフォトショップで文字は配列したところ、ラベンダーの穂先が結構文字にかかっていたのでphotoshopで邪魔にならないくらいに修正して提出。

文字がハーブティーにかかっていたためその辺りをご指摘いただき、微調整しました。

ハーブティーの下にアイコンが入るのでそこも勘案の上、(あまり下すぎるといけない)ハーブティーを小さく修正したものを提出し、それを実際にヘッダーをはめ込んで確認をいただきました。

確認後無事OKをいただきました。

 

ということで最終調整もバッチリ終わり完了となりました。

 

お客様の声

実は今回lancersでのご依頼だったので最後に改めて感想をお伺いすることはしなかったのですが、いただいたメッセージから抜粋させていただこうと思います。

素晴らしい絵をありがとうございます。素敵なヘッダー画像をこんなに速く書いて頂きありがとうございます。本当ならちゃんと直接お礼申し上げたい位です。

とのことでした。

星5つの満点評価もいただきました!

十時自身のHPやSNSでのお仕事受注紹介のお願いもご快諾いただきました。

今回は私自身、ハーブに親しみを持っていたことが大きく、とても楽しく描かせていただきました。

ハーブはいいなあ。

また回想しそうなのでここいらでおしまいにします。

以上です。

イラスト多めのデザインでしたら是非いつでも十時へご相談ください。

まずは無料お見積もりをお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ!

 

 

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